「任意売却のメリット・デメリット」

任意売却のメリット・デメリットを解説します。
競売で落札されるのと、任意売却で自宅の売却をするのは何が違うのか?

<デメリット>

競売で落札されるよりも、約2か月くらい早めに退去の必要があります。
任意売却は、競売の開札前日までが期限です。競売は、開札後代金納付(※所有権移転)までの手続きが進行してから退去をせまられます。ですが任意売却の退去日は、ある程度退去の猶予を買主が見てくれるケースが大半です。
デメリットは以上です。

<メリット>

1.競売よりも高く売れる。⇒確実性がある。
競売はいくらで売れるのか、開札してみないとわかりません。「競売ならいくらで売れるか?」そのような質問をよく受けます。過去の競売事例、周辺相場などからある程度の数字を出すことは可能ですが、実際開札をしてみると驚く結果がでるのも珍しくありません。びっくりするほどの高額ならよいのですが、その逆の方が最近は増えてきております。一番怖いのが、札(買付)が入らないという結果です。その場合は、再度値下げをされ競売が始まります。よって高い落札額を期待するのは、ギャンブルと同じです。都心の一等地物件であれば、多少高額の落札額を期待はできますがそれが現実です。よって確実な任意売却による、適正価格での売却が望ましいと思われます。

2.引越し代30万円をお渡しできます(退去をご希望される方)
任意売却の依頼を受けた不動産会社が、債権者に交渉します。業者の力量が試されるポイントです。30万円以上お渡し出来た事例もあります。競売で落札された場合はもちろん支給されません。
◆引越し代に関する業者選びの注意点
まだ何も調査もしていない段階で、「引越し代50万円大丈夫です!!うちが任意売却をすれば、必ずお渡し出来ます」こんな唄い文句の業者にはご注意ください。何も動いていない段階で、確約は取れません!

3.そのまま住み続ける事が可能⇒リースバック&買戻し
任意売却の一番のメリットです。リースバックといわれる仕組みで「売却後買主と賃貸借契約を結び、賃借人となり賃料を支払いそのまま居住を継続します」。任意売却を依頼される方の大半は、リースバックを希望されます。近い将来買戻しを前提に居住を続け、所有権を取り戻すことも可能です。
・リースバックの流れは、まず所有者と購入希望者で売買契約を締結します。このあとに元の所有者と新所有者が、賃貸借契約を結びます。このとき重要なのが、売買契約を締結する前に、賃料の設定や買い戻し希望の有無、その他条件面を双方合意の上で契約を締結します。
・買戻しを希望の場合、しばらくの間家賃を払い続けた後、元の所有者本人や親族が買主となり、所有権を取り戻すことが可能です。少しずつ貯蓄をしたり、お子様が社会人になりローンを組んで購入など、ケースは様々です。その時の価格は、ケースによりますが相場とはかけ離れた金額が可能です。今まで払った家賃も十分考慮されるからです。そして一連の流れは、
ご近所に知られことなくリースバックが可能です。ご近所からすれば、何の変化もありません。謄本上の所有権が移転しているだけで、変わらないご近所づきあいが継続できます。

以上、今回はデメリットとメリットを3つご紹介させて頂きました。