消費者金融の借金や住宅ローンが返せない時は任意売却で競売回避
- 2023.12.02
- お役立ち記事
「消費者金融の借金が膨れ上がり、住宅ローンが返せなくなってしまった」
いつの時代もこうした悩みをお持ちの方は一定数おり、令和という新たな時代になってもその状況に変わりはありません。そこで今回は、消費者金融の借金が返せない時の対処法を5つご紹介します。 競売回避の方法として知られている任意売却のメリット・デメリットについて説明していますので、借り入れの返済にお困りの方は、本記事をお役立てください。
消費者金融の借金や住宅ローンが返せないとどうなる?
消費者金融の借金や住宅ローンを返済できない時の対処法を説明する前に、まずは借り入れを返済できない場合にどういった事態になるのかを見ていくことにします。
督促状が届く(滞納1~2か月)
借金を1~2か月ほど滞納すると、借り入れ先の金融機関から督促状(催告書)が届いたり、支払いを促す電話やメールがきたりします。その際、通告は契約者だけでなく保証人にもされます。周囲に迷惑をかけたくない方は、一刻も早く任意売却するなどして借金返済に充てる金額を手に入れましょう。
ブラックリスト入りする(滞納3か月)
借金を3か月ほど滞納すると、信用情報機関に事故情報として記録され、ブラックリスト入りします。一度ブラックリスト入りすると、5~10年のあいだ新規でローンを組めなくなったり、クレジットカードの作成および利用ができなくなったりします。
一括返済を請求される(滞納3~6カ月)
督促がきても返済しない場合、「期限の利益の喪失」という分割返済できない状態になり、滞納3~6カ月で金融機関から一括返済を請求されます。この一括返済に応じないと、債務者の借金を保証会社が代わりに支払う「代位弁済」がされ、今度は保証会社から一括請求されます。
この段階で返せれば金融機関が法的措置に出ることはありませんが、このタイミングで今までの滞納金をすべて支払える人は一括返済を請求されないでしょう。
財産を差し押さえられる
一括請求に応じないと、債権を回収したい債権者によって申し立てされ、その後裁判所から訴状が届きます。そして、執行官によって強制執行され、財産を差し押さえられます。 実際に差し押さえられるのは、次のようなものです。
- 不動産(土地・建物)
- 動産(現金・家財道具)
- 債権(預金・給与)
しかし、66万円以下の現金や衣類、食品類のように差し押さえ対象外の財産もあります。
消費者金融の借金や住宅ローンが返せない時の対処法
では、消費者金融の借金や住宅ローンが返済できない時、どうしたら良いでしょうか。借金問題の主な解決方法は次の5つです。
1. 借り換え
借り換えとは、借り入れ先の金融機関を金利の高い銀行から金利の低い銀行に変えて、返済負担を軽減することです。ただし、毎月の負担は軽くできる一方で、返済期限が延びることで最終的に支払う総額が増える懸念があります。そのため、消費者金融の借金を抱えている方の中でも、負債額がそれほど膨らんでいない方に適した対処法といえるでしょう。
2. 任意整理
任意整理とは、債権者と交渉して、借金の利息カットや返済期限の延長などをしてもらうことです。他の債務整理(個人再生・自己破産)とは違い、私的な手続きのため、裁判所の認可は必要ありません。また、手軽に行なえるうえに周囲に知られる心配もない一方で、元金が減るわけではないため、減額が少額な点には注意が必要です。
3. 個人再生
個人再生とは、裁判所の再生計画に沿う約束で、借金(元金も含む)を大幅に減額し、残りを分割で返済できる制度のことです。家や車を手放さなくて良いものの、手続きが煩雑なうえ不動産担保だとできません。また、氏名や住所が官報(国が発行する機関紙)に掲載されるため、プライバシーの面が少し心配な手続きだといえます。
4. 自己破産
自己破産とは、借金が返済できないことを裁判所に認めてもらうことで、支払いが全額免除される手続きのことです。借金の額が大きい方や、人生を一からリスタートさせたい方がよく行います。しかし、以下のようなデメリットもあるので、ご検討されている方は注意しましょう。
- 大きな財産(家や車など)を失う
- ローンを組めなくなる
- クレジットカードを使えなくなる
- 特定の職業に就けなくなる
このように、借金をゼロにできる自己破産は、一見すると魅力的な方法のように思えます。ただし、その分だけ代償も大きいため、行うのにそれなりの覚悟が要ります。
5. 任意売却
任意売却とは「債権者の同意が得られた時に行える不動産の売却手法のこと」です。以下の通り、任意売却は他の方法と比較してメリットが多く、売却代金を消費者金融などの借金返済に充てる目的で利用されます。
- 競売を回避できる
- 競売よりも高く売れる
- 住み続けられる(リースバック)
- 一度売った家を再び購入できる(買戻し)
- 引っ越し代が出る
- プライバシーが守られる
- 残債を無理なく返せる(分割返済)
たしかに、債権者や保証人の同意が得られず、任意売却を実現できないケースも少なくありません。しかし、実現できれば借金の悩みから解放され、前向きに生きていける良いきっかけができることも確かです。いま現在、消費者金融の借金返済にお困りの方は、任意売却をご検討されてみてはいかがでしょうか。
まとめ
消費者金融の借金が膨らみ、住宅ローンが返済できなくなってしまった方は、借り入れの返済をしないと「督促状が届く」「ブラックリスト入りする」「一括返済を請求される」「財産を差し押さえられる」といった事態に陥ります。
借金が返済できないとき、「借り換え」「任意整理」「個人再生」「自己破産」「任意売却」などが解決策として挙げられますが、なかでも借金を大幅に減らせてリスクも低い任意売却は、競売回避におすすめの方法です。
ミライエは、消費者金融の借金が返済できないという多くのご相談をいただき、任意売却のサポートをしてきました。借り入れの返済にお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
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