【千葉県千葉市】買い物依存で借金滞納。離婚の危機を任意売却・自己破産で解決した事例

「買い物依存」は夫婦の離婚問題に発展するケースもあります。妻あるいは夫が買い物依存になり、「借金をどうにかして清算したい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、買い物依存と借金の清算方法について解説します。この記事では、買い物依存を治す方法はもちろんのこと、買い物依存で離婚になりかけるも任意売却で解決できた事例も紹介しています。

買い物依存で借金を滞納して支払いにお困りの方や、膨らんだ借金を任意売却で清算しようと思っている方は、ぜひご覧ください。

離婚の原因にもなる「買い物依存」とは?

「買い物依存」とは一般的に、買い物がやめられない状態を指します。うつ病などの精神疾患を併発していることが多く、「今月は少し使いすぎてしまった」「頑張った自分へのご褒美」といったレベルをゆうに超えているケースがほとんどです。

最悪の場合、「ストレス解消のために買い物→散財・浪費で借金→借金を返せない→ストレスが溜まる」という負のループに陥る恐れがあります。

買い物依存になりやすい人

買い物依存は、生真面目で責任感が強い性格の人ほどなりやすいと言われています。こうした人は、誰かに悩みを打ち明けることができず、買い物をすることでストレス発散しているのです。そのため、「これ以上買ったらだめだ」とわかっていても買い物を繰り返してしまいます。

買い物依存と離婚

この買い物依存は、ときに離婚の原因にもなり得ます。

もともと配偶者が浪費しがちな人であることを知っていたパターン、配偶者の浪費癖をまったく知らなかったパターンなど、さまざまな状況が考えられますが、いずれにしても配偶者に相談できず、多重債務に陥るケースが多くみられます。

そのため、自分あるいは配偶者に買い物依存の症状がみられる場合、1人で抱え込まないようにすることが大切です。

「買い物依存」でつくった借金を滞納し続けたらどうなる?

では、買い物依存でつくった借金を滞納し続けたらどうなるでしょうか。

1. 督促を受ける

借金は返済しないと、滞納してから1~7日で、債権者(金融機関・保証会社など)から電話やはがきで督促を受けます。返済できる場合、遅延損害金も加算されますので、注意しましょう。

ブラックリスト入りする

借金を滞納すると、ブラックリスト入りします。ブラックリストとは、信用情報機関の信用情報に傷が付くことです。ひとたびブラックリスト入りすると、5~7年はローンやクレジットカードの利用、分割払いなどができなくなります。

一括返済請求される

借金、督促に応じないまま3か月以上滞納すると、分割で返済する権利を失い、一括返済請求されます(期限の利益喪失)。そして、保証会社が代位弁済(債務者に代わって借金を返済すること)をします。

財産が差し押さえられ、競売になる

借金を返済しない状態が続き、滞納したままでいると、そのうち債権者から裁判を起こされます。その際、自宅には支払い督促、訴状が届きますが、そのまま放置していると財産(不動産・動産・給与・預金など)が差し押さえられ、競売になります。

「買い物依存」を治す方法

自分が買い物依存の傾向にあることを感じたり、周囲から指摘されたりした経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。買い物依存の対処方法としては以下が挙げられます。

病院で診療を受ける

買い物依存は、先ほど説明したように、うつ病などの精神疾患と併発しているケースが多くみられます。そのため、買い物依存の症状に悩まされている方は、すぐに病院で診療を受けましょう。

第三者である医師やカウンセラーになら、配偶者には言えない悩みや胸の内を明かせるのではないでしょうか。

家計管理する

買い物依存になる方は、自分が今いくら持っていて、毎月どれくらい使うのかを把握できていない場合がほとんどです。買い物依存から抜け出すためにはまず、以下の通り出費を消費・投資・浪費の3つに分類して、家計簿をつけることをお勧めします。

  • 消費…生活費(食費、家賃、光熱費、通信費など)
  • 投資…将来のための出費(書籍代、セミナー参加費など)
  • 浪費…無駄な出費(消費・投資以外にかかる費用)

債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)する

「債務整理をして、わざと信用情報に傷が付け、新規借り入れできなくする」という方法もあります。債務整理は、借金を減額・免除する方法の総称です。

以下の通り、任意整理・個人再生・自己破産の3つに分けられます。

  • 任意整理…債権者に直接相談して利息や遅延損害金をカットしてもらい、元本を3~5年かけて分割返済。行うなら差し押さえられる前に。
  • 個人再生…裁判所に申し立てることで、借金を1/5~1/10に圧縮でき、残債は3~5年かけて分割返済。住宅ローン特則で家を手放さずに済む
  • 自己破産…裁判所に申し立てをして借金を全額なくせる。差し押さえられた後でも可能。ただし、借金の理由によってできない場合があります(免責不許可事由)。買い物依存も免責許可を得られない恐れがあるので注意。

なお、減額割合は「任意整理<個人再生<自己破産」となります。

「買い物依存」で膨らんだ借金の返済にお困りの方は任意売却

買い物依存で膨らんだ借金の返済にお困りの方は、一般売却を検討されているのではないでしょうか。ただし、一般売却は、アンダーローン(残債<査定額)でないとできません。それに対して、任意売却はオーバーローン(残債>査定額)でもできます。

任意売却は、債権者から抵当権(債務者が借金を返済できなくなった場合に備え、債権者が設定できる担保権)の解除の同意を得られた場合に行える不動産売却です。この任意売却には以下のメリットがあります。

  • 差し押さえを回避できる
  • 競売・公売を回避できる、しかも高い値が付く
  • 残債を分割で返済できる
  • 買い物依存で借金を滞納したことを近隣住民に知られない
  • リースバック・買い戻しとの併用で住み続けられる

ただし任意売却は、業者への相談が遅れてしまうと実現できない恐れがありますので、ご検討されている方はお早めにご相談ください。

【千葉県千葉市】買い物依存で離婚になりかけるも任意売却・自己破産で解決できた事例

買い物依存の概要が分かったところで以下では最後に、弊社で実際にあった「買い物依存」と離婚の事例をご紹介します。

奥さんと夫婦2人暮らしされているご相談者様には昔から、必要以上に買い物してしまう癖がありました。 最初は買い物をする時に、ショッピングローンやキャッシングをついつい利用してしまう程度でしたが、次第にこの買い物依存がエスカレートしていき、遂には生活費を使い込むまでに。

これにはさすがの奥さんも我慢の限界です。夫婦関係がギクシャクし、離婚になりかけます。困ったご相談者様は、愛する奥さんとよりを戻すためには、借金を清算する必要があると思いました。

そこで解決方法を調べていた時に、任意売却という方法を見つけます。その際、任意売却に特化した業者であるということが決め手となり、ミライエにお問い合わせいただきました。

その後、ミライエでは、任意売却を自己破産と並行して進めることを希望されるご相談者様のため、提携弁護士さんを紹介。そのうえで買主さんを探すことに。

その結果、無事に買主さんが見つかり、任意売却。残債は自己破産でゼロになり、借金から解放されました。現在は、引っ越し先で落ち着いた暮らしを送っているといいます(引っ越し代は売却代金から工面)。

まとめ

「買い物依存」は、これ以上買い物したらいけないとわかっていながら買い物してしまうことをいいます。買い物依存の方は借金滞納で差し押さえ・競売になる恐れがあり、注意が必要です。

株式会社ミライエは、任意売却を取り扱う不動産業者です(実績3,000件以上)。今回ご紹介したように、買い物依存による離婚危機を任意売却で解決した実績もございます。

電話・メール・LINEにてご相談を受け付けています(年中無休・無料)買い物依存で借金を滞納してしまい、支払いにお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。

お知らせ

ご相談無料住宅ローンが払えない、
このままでは競売になってしまうと
思ったら、今すぐご相談を!

0120-201-753年中無休で受付中:AM6:00-PM11:00 少しでもお悩みなら、お気軽にお問い合わせください!

ご自宅への出張相談も全て無料

初期費用や持ち出し費用無し

解決事例

  • コロナでお店が閉店に。リースバックで住み続けることに成功

  • 元請け会社の不渡りで資金難に、リースバックで事業継続

  • 収入減で競売に。雨漏りなど不具合を直してもらいリースバック

  • 調整区域内の物件であきらめていた…買戻しも可能に

  • 離婚調停の中で任意売却に成功

  • 任意売却はできなかった。しかし競売落札でリースバックができた

事例をもっと見る

会社案内はこちら