ペットと暮らす家が競売・差し押さえに…任意売却&リースバックで住み続ける

「ペットと暮らしている家が競売・公売で差し押さえになりそう」

こうしたお悩みをお持ちではありませんか。今回は、ペットと暮らす家が競売・公売や差し押さえの対象になった時の対処法を解説します。

また、この記事では、引っ越さずに住み続けたい方におすすめの方法、任意売却&リースバックについて解説したうえで、その事例を3つ紹介しています。住宅ローン・借金・税金を滞納して、返済にお困りの方はぜひご覧ください。

競売とは

競売とは、住宅ローンなどの借金が返済できない時に、債務者の財産(不動産・動産・債権)が裁判所によって差し押さえられ、オークション形式で売却されることをいいます。なお、借金ではなく税金を滞納した場合は、公売といいます。

差し押さえとは

差し押さえ(別名:強制執行)とは、借金や税金を滞納した債務者の所有する土地や建物、私財・家財道具、ならびに預金・現金(66万円を超える額)などが、競売の場合は裁判所に、公売の場合は国税局・税務署によって強制的に押収されることです。

ただし一部、差し押さえ対象外のものもあります。衣服や寝具、食料、仕事道具といった日常生活を送るうえで欠かせないものに関しては、差し押さえられません。

競売・差し押さえになったらペットと暮らせなくなる?

では、競売になった時、愛するペットも差し押さえられてしまうのでしょうか。

実際、「競売・公売になったら、ペットも差し押さえられ、一緒に暮らせなくなるのではないか」という心配の声をお客様から多く耳にしますが、ご安心していただいて良いと思います。

ドイツでは数年前に、税金滞納でペットのパグ犬を差し押さえられる事例がありましたが、日本ではペットショップなどを除き、ペットが差し押さえられることはほとんどありません。

ペットと暮らす家の競売・差し押さえが決定した時の対処法

とはいえ、差し押さえにはならなくても、競売・公売が決まれば、次の住み家を早い段階で決めておく必要があります。

そのため以下では、ペットと暮らす家の競売・公売が決定した時の対処法を紹介します。

【対処法1】ペット可の賃貸物件に引っ越す

ペットと暮らす家の競売・差し押さえが決まっても、ペット可の賃貸物件に引っ越すことができれば、ペットと一緒に暮らせます。引っ越しを希望する方はペット可の賃貸物件に引っ越しましょう。

ただし、ペット可の賃貸物件は少なく、ペット不可の賃貸物件よりも家賃が高い傾向にあります。

【対処法2】里親を見つけてからペット不可の賃貸物件に引っ越す

ペットと暮らす家の競売・差し押さえが決定したが、ペット可の賃貸物件が見つからないという場合、里親を見つけてからペット不可の賃貸物件に引っ越すという手もあります。

ただし、引っ越しの時までに里親を見つけられないと、最悪の場合、保健所で処分するという苦渋の決断をすることになる恐れもあります。

知人や友人に引き取ってもらう、あるいはインターネットで里親を募集するなど、早めに引き取り手を見つけましょう。

引っ越さずにペットと住み続けたい方は任意売却&リースバック

ここまで自宅を売却後、引っ越しを希望する方向けに説明してきましたが、なかには「引っ越したくない」「住み続けたい」という方もいらっしゃるのではないしょうか。

あるいは、「ペットを多頭飼いしていて、競売で自宅を退去してしまうと、賃貸で住める物件が見つからない」という方もいることと思います。そういった方には、任意売却&リースバックがおすすめです。

任意売却とは

任意売却とは、債権者(金融機関・保証会社・個人など、お金を貸す側)の同意を得て、自分の意志で行う不動産売却のことです。一般売却とは違って、住宅ローンの残債が売却代金より多い状況でも行えます。ただし、任意売却を行う際、以下の2点に注意が必要です。

1. タイムリミットまでに買い手を見つける必要がある

任意売却をするためには、競売・公売の開札日前までに買い手を見つける必要があります。任意売却できる期間を逃すと、競売・公売になり、残債が多く残ります。

また、一括返済を求められる場合がほとんどです(任意売却は残債を分割返済できます)。

2. 実績の豊富な業者に依頼する

不動産業者によっては、希望に合わない売却代金を提示されたり、リースバック・買い戻しに対応していなかったりすることがあります。任意売却を依頼する前に、十分な依頼実績がある業者であるかを確認するようにしましょう。

リースバックとは

リースバックとは、住宅を売却して売却代金を得るとともに、その買主と賃貸契約を結んで住み続けることをいいます。

なおミライエでは、リースバック後の家賃を無理なく払える金額に設定することが可能です。また、競売・公売回避のために自宅を任意売却したことを近隣住民に知られません。

リースバックされた方のなかには、「住み続けるにしても賃貸と言わず、持ち家として住みたい」という方もいるでしょう。

そのような方には、買い戻しがおすすめです。買い戻しは、一度売った家を数年後に再び購入する方法のことで、実現できれば思い入れのある家を取り戻すことができます。

多頭飼いの方におすすめしたい「リースバック」とその事例

リースバックはペットを飼っている方(特に多頭飼育されている方)におすすめの方法です。弊社にリースバックのご相談をいただき、ペットと一緒に住み続けられた事例を3つ紹介します。

【リースバック事例1】東京都墨田区

ご相談者様はお母様が亡くなられ、ご実家を相続されました。その後、お母様が消費者金融から借金されていたことが発覚。相続した借金を返済できず放置していると、実家が競売に。

その実家には生前お母様がかわいがっていた猫もいました。

しかし最終的には、ご実家を任意売却され、その売却代金で借金を返済。さらにリースバックで住み続けることに成功しました。

【リースバック事例2】埼玉県ふじみ野市

ご相談者様は家業の経営がうまくいかず、自宅と投資用に購入したワンルームマンションが競売にかけられます。

しかも、取引先とトラブルになり裁判沙汰に。複数の不動産会社に相談しても取り合ってもらえず、困っていた時にミライエにご相談いただきました。

ご相談者様は高齢のご両親と同居されていて、ペットの大型犬を2匹も飼っていました。

しかし、買い取りを希望する弊社会員の個人投資家が、ペットを飼いながらのリースバックにも理解があり、結局住み続けることができました。現在は借金もゼロとなり、再び家業をされているようです。

【リースバック事例3】茨城県かすみがうら市

ご相談者様はご自身のお母さん、奥さんと4人のお子さんの7人暮らしです。サラリーマンとして働きながら念願のマイホームを購入して、家族みんなで幸せに暮らしていました。

しかしある時、仕事中に交通事故に遭ってしまいます。その影響で収入が減り、住宅ローンを支払うことが困難に。

解決方法を探していた時にミライエを見つけ、ご相談いただきました。ご相談者様の場合、大家族でペットの猫もいたため、賃貸物件への引っ越しは断念。最終的には、任意売却によるリースバックで住み続けられることになりました。

まとめ

お客様から多く寄せられるのが「競売・差し押さえになった時、ペットと暮らせなくなるのではないか」という心配の声です。

引っ越しを希望される方の場合、「ペット可の賃貸物件に引っ越す」または「里親を見つけてからペット不可の賃貸物件に引っ越す」という選択肢があります。引っ越しをせずに住み続けたい方や、多頭飼いを理由に賃貸物件を見つけられない方には、任意売却&リースバックがおすすめです。

株式会社ミライエは、これまでに3,000件以上にわたって住宅ローンをはじめとする借金や税金の返済にお悩みの方々の任意売却をサポートしてきました。

ペットを飼っている方の引っ越し・リースバック・買い戻しの実績もございます。住宅ローン・借金・税金の返済に困っている方、任意売却後、引っ越しを希望される方、ペットと一緒に住み続けたい方は、お気軽にお問い合わせください。電話・メール・LINEにて年中無休でご相談を承っております。

お知らせ

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初期費用や持ち出し費用無し

解決事例

  • コロナでお店が閉店に。リースバックで住み続けることに成功

  • 元請け会社の不渡りで資金難に、リースバックで事業継続

  • 収入減で競売に。雨漏りなど不具合を直してもらいリースバック

  • 調整区域内の物件であきらめていた…買戻しも可能に

  • 離婚調停の中で任意売却に成功

  • 任意売却はできなかった。しかし競売落札でリースバックができた

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