【埼玉県さいたま市】交通事故で入院。住宅ローン返済が困難に…任意売却の事例
- 2024.09.21
- お役立ち記事
交通事故に遭い、入院すると、一定期間働けなくなります。住宅ローンやその他の借金、入院費・治療費、慰謝料(相手にケガをさせた場合)などを払えず、自宅の任意売却を検討されている方もいるのではないでしょうか。
今回は、交通事故で入院し、住宅ローン返済困難になり、自宅を任意売却することになった埼玉県さいたま市の事例を紹介します。本記事では、交通事故で入院すると払えなくなるお金・かかるお金も紹介していますので、住宅ローン等の支払いにお困りの方は、ぜひご覧ください。
交通事故で入院!住宅ローン・借金を返済できない…
交通事故で入院すると、ケガの程度によっては長期間働けなくなり、住宅ローンと、その他の借金が払えなくなる可能性があります。
住宅ローン
住宅ローンは下記の通り、滞納から月日が経てば経つほど状況が悪化してしまいます。
滞納1~3か月ほど経つと、債権者(金融機関など)から督促されます。督促では、これまでの滞納分をまとめて返済するように求められます(一括返済請求)。
滞納3~6か月ほど経つと、代位弁済されます。住宅ローンを3か月以上滞納している方は、一括返済できないことがほとんどなので、保証会社が立て替えます(代位弁済)。
滞納6~10か月ほど経つと、自宅が差し押さえ・競売になります。差し押さえ・競売になると、自宅が相場よりも低い売却価格(市場価格×50~70%)で売れてしまうと同時に、その家の所有権を失うことになりますので、注意しましょう。
その他の借金
その他の借金とは、ここでは住宅ローン以外の借金を指します。具体例は下記の通りです。
- 自動車ローン
- 子どもの教育費
- 離婚後の養育費・親や親戚の介護費 など
交通事故で入院するとかかるお金
交通事故で入院すると、入院費・通院費・治療費と、慰謝料(相手にケガをさせた場合)がかかる可能性があります。
入院費・通院費・治療費
交通事故に伴う出費は被害者にとって大きな負担です。被害者である従業員の負担を軽減するため、国は労働災害(労災)補償制度を設けています。通勤中や業務中に発生した交通事故が労災として認められると、従業員に保険金が給付されます。交通事故に関連する労災は、主に以下の2つに分けられます。
通勤災害
例. 自転車に乗って会社に出勤する際、交差点で乗用車と衝突してケガを負った
業務災害
例. 乗用車を業務で運転中に雪道でスリップ・横転してケガを負った
慰謝料
慰謝料は、自分の過失で第三者を巻き込んでしまった場合に、被害者に精神的な苦痛を与えた代償として支払う費用です。骨折の入院慰謝料や通院慰謝料はその代表例といえます。
慰謝料の額は、被害者のケガが軽傷の場合と、重傷の場合で異なります。軽傷の場合、入院および通院期間が短くなる傾向にあるので、慰謝料は少額で済むでしょう。一方、重傷の場合、入院および通院期間が長くなる傾向にあるので、慰謝料が高額になるでしょう。
なお、先ほど紹介した労災保険には、慰謝料の補償は含まれません。
入院費・治療費および慰謝料などは、各種制度の利用によって、費用を全額自己負担なし、または一部自己負担にできるケースがあります。しかし、制度の適用条件を満たさずに制度を利用できなかったり、制度を利用しても巨額の費用がかかったりすると、住宅ローンなどを滞納しやすくなります。
交通事故で入院…住宅ローン等の支払いに困ったら任意売却!
交通事故で入院し、住宅ローンなどの支払いに困ったとき、任意売却するという手もあります。
この任意売却は不動産売却の一種です。金融機関などの債権者から抵当権(※)解除の承諾をもらって行います。
※債権者が住宅ローン利用者の不動産を担保として設定する権利。債務者が住宅ローンなどの借金を返済できなくなった時に債権者は弁済を受けられる。この抵当権が設定されたままだと、任意売却できない。
一般売却とは違って、オーバーローン(ローン残債額>査定額)でも任意売却を行える可能性があります。
任意売却のメリットは以下の通りです。
- 住宅ローンを返済できる
- 残債が残ったら、分割で返済できる
- 交通事故の入院費・通院費・治療費・慰謝料を捻出できる
- 売却代金から引っ越し費用を捻出できることがある
- リースバック・買い戻しを併せて行うことで住み続けられる
ただし、債権者からの合意が得られない限り、任意売却はできません。任意売却を検討されている方は、注意しましょう。
【埼玉県さいたま市】交通事故で支払いの困難な住宅ローンを任意売却で返済した事例
会社勤務のご相談者様は自宅を購入された当時、まだ安定した収入を得ていました。しかしある時、交通事故に遭い、入院することに。
やがて住宅ローン返済困難となります。治療費も底を尽き、退院もできそうにありません。このような状況を見かねた奥さんがミライエにご相談されました。
住宅ローン返済もできそうにないほど困窮した状態であったため、ミライエでは任意売却を提案。その結果、買い手が付くまでに少し時間がかかりはしましたが、結局任意売却できることに。
任意売却後、入院先近くの賃貸物件に引っ越され、現在はそこで暮らされています。お仕事は奥さんが正社員として働くことになり、家族みんなで助け合いながら生活されているようです。
まとめ
交通事故に遭い入院された方は、住宅ローンなどの借金が払えなくなったり、入院費・治療費、慰謝料といった費用を支払ったりしなければならない可能性があります。
株式会社ミライエは、任意売却をお取り扱いする不動産会社として、これまでに3,000件以上の任意売却に携わってきました。
今回ご紹介した事例のように、交通事故後、治療費だけでなく住宅ローンに充てるお金まで足りなくなった方の任意売却をお手伝いした実績もございます。
各種お支払いにお困りでしたら、お気軽にお問い合わせください。電話・メール・LINEにてご相談を受け付けています。
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