【正直不動産】家賃滞納|リースバックの家賃が払えないとどうなる?

現在NHKで放送中のドラマ『正直不動産2』は、山下智久さん主演の人気作品です。今回は皆さんの注目度が高いであろう「家賃滞納」(原作漫画『正直不動産』14巻)をテーマに取り上げます(なお、NHKドラマ『正直不動産2』では第6話「春よ来い」で取り上げられています)。

この記事では、「リースバックの家賃が払えないとどうなるか」や「リースバックの家賃が払えない時の対処法」について説明しています。「自宅を任意売却後にリースバックして住み続けようと思っているが、しばらくしてから家賃が払えなくなるのではないか」という不安をお抱えの方は、ぜひご覧ください。

【正直不動産】第109~110話「家賃滞納」のあらすじ

ある日、登坂不動産の営業マン永瀬財地(ながせさいち)はZ世代の後輩、十影健人(とかげけんと)とともに、「所有するアパートの借り主に家賃を3か月滞納された」という大地主の猪口久夫(いのぐちひさお)に会いに行きます。

話を聞くと、人が良すぎるとよく言われる猪口は「家賃は回収したいけれど、新型感染症の影響で困っている人も多いご時世に、裁判してまで借り主を追い出すことなどできない」と愚痴をこぼします。

永瀬が事務所に戻ると、後輩の月下(つきした)がなにやら困った様子。事情を聞くと、月下が担当した顧客が家賃の支払いに困っていて、「支払い猶予をもらえないか」と相談を受けたとのこと。

「すでに3カ月滞納している」と聞いた永瀬は、すぐに猪口の所有するアパートのことだと勘付きます。貸し主からは家賃の回収を頼まれ、借り主からは家賃の支払い猶予を求められた永瀬。一体どうなってしまうのか…

リースバックとは?

リースバックとは、住宅売却で資金を得たあと、買い取り先と賃貸契約を結び、売却後に住み続けることができる方法のことです。なお査定の結果、売却価格が残債額よりも低かったら通常のリースバックはできません。

そうした方は売却価格が残債額より低くても行える任意売却によるリースバックをしましょう。

リースバックの家賃の目安

リースバックの家賃は、「リースバック売却価格(市場価格の70~90%)×利回り÷12」で目安を知ることができます。そのため例えば、売却価格1,500万円、利回り7%の物件の場合、 リースバックの家賃は、1,500万円×7%÷12で8.75万円となります。

リースバックの家賃はどういう理由で支払えなくなることが多い?

リースバックの家賃が払えなくなる理由で多いのは、主に次のようなケースです。

ケース1. 収入減

会社の売り上げ低下で給料が下がってしまい、「家賃が支払えなくなった」という方はすくなくありません。また、勤めている会社の倒産やリストラで、収入ダウンしてしまうこともあるでしょう。

ケース2. 不慮の事故、病気

家賃不払いには、本人または同居人が事故や病気で働けなくなり「家賃が払えなくなった」というケースもあります。

リースバックの家賃が払えないとどうなる?

リースバックの家賃が払えないと以下のようになります。

督促が届く(滞納1か月)

リースバックの家賃を1か月滞納してしまうと、リースバック業者から本人のもとへ督促が届きます。なおこのとき、本人が督促に応じなければ、保証人である賃貸保証会社からも督促が届きますので、ご注意ください。

内容証明郵便が届く(滞納2か月)

リースバックの家賃を2か月滞納してしまうと、内容証明郵便が届きます。内容証明郵便とは、リースバック業者が家賃を支払わない借り主に送る通知書のことです。あとで裁判になった時に有利な判決になるようリースバック業者が残しておく証拠といえます。

契約解除(滞納3か月)

リースバックの家賃は多くの場合、不払い1~2か月では退去になりませんが、3か月以上にわたり連続で滞納してしまうと、さすがに契約解除になります。

退去(滞納3か月~)

リースバック契約が切れると、賃貸で住んでいる家から退去させられます。契約が切れているのに退去に応じないと、明け渡し訴訟を起こされる可能性があります。明け渡し判決が出たにもかかわらず居座れば、強制執行を申し立てられることも考えられます。

このように裁判に発展してしまうと、明け渡し訴訟や強制執行の費用の負担を強いられることになりますので、早め早めにアクションを起こすことが大切です。

リースバックの家賃が払えない時の対処法

では、リースバックの家賃が払えないとき、どうしたらよいでしょうか。有効な対処法は以下の通りです。

リースバック業者に相談する

リースバックの家賃が払えない時はまず、リースバック業者および貸し主に相談しましょう。貸し主との家賃交渉がうまく行けば、家賃を下げてもらえる可能性があります。なおミライエでは、リースバック後の生活を安心して送れるように、毎月の家賃を無理なく払える金額に調整することが可能です。

住居確保給付金を受け取る

リースバックの家賃が払えない時、自治体に相談して住居確保給付金を受け取るという手もあります。住居確保給付金とは、職を失ったことで経済的に困窮し、今後住まいを失う恐れのある方が家賃相当額を受け取られる公的な制度のことです。

ただし支給期間が原則3カ月ですので、受給を検討される方はくれぐれもお気を付けください(なお一定の要件を満たしている場合、9カ月まで延長可能)。 「どうしても困っている」という時に緊急用で利用されることをおすすめします。

まとめ

リースバックは、住宅の買い取り先と賃貸契約を結ぶことで、売却後も住み続けられる方法です。しかしリースバックの家賃を滞納すると、退去になります。支払えそうにない時は、まずリースバック業者に相談しましょう。

不動産会社ミライエでは、任意売却からリースバック・買戻しまで住宅にまつわるお悩みに幅広く対応しております。リースバックは毎月無理なく支払える賃料でご利用いただけます。電話・メール・LINEにて年中無休でご相談を受け付けていますので、住宅ローンをはじめとする借金の返済や税金の支払いにお困りの方・リースバックおよび買戻しを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。

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