【神奈川県横浜市】自宅兼店舗の自宅部分をリースバックして住み続けられた事例

飲食店やカフェ、理容室などのお店を自宅兼店舗(店舗付き住宅)で営んでいる方も多いでしょう。

そこで今回は、自宅兼店舗の住宅ローンを滞納した時に効果的な方法である、任意売却によるリースバックについて解説します。

記事の最後では、自宅兼店舗を任意売却後、リースバックして自宅部分に住み続けられた事例も紹介していますので、住宅ローン返済にお困りの方は、ぜひご覧ください。

自宅兼店舗の住宅ローン滞納をする理由は?

自宅兼店舗の住宅ローンを滞納してしまう理由はさまざまですが、例えば以下のようなケースが挙げられます。

  • 競合の出店で客足が遠のき、売り上げ減少
  • 病気やケガで働けなくなり、営業できなくなった
  • 離婚後、養育費の支払いもする必要が出てきた
  • 消費者金融の借金返済にも追われている(ギャンブル代・介護費用など)

自宅兼店舗は住宅ローン滞納したらどうなる?

では、自宅兼店舗の住宅ローンを滞納するとどうなるでしょうか。

督促状・催告書が届く

債権者である金融機関から督促状・催告書が届きます。滞納1週間ほどで支払いを促す督促が届き、そのうち滞納2カ月ほど経つと遅延損害金の督促状も届くように。

この督促状に応じない場合、最後通告として催告書が送られてきます。

一括返済を請求される

督促状・催告書に応じない場合、滞納金と遅延損害金の一括返済を請求されます。自力で返済できるケースは少なく、保証会社から代位弁済される場合がほとんどです。

差し押さえられる

金融機関は住宅ローンの抵当権を行使して、物件を差し押さえます。なお、差し押さえられることが確定すると、「競売開始決定通知書」が届きます。

この頃には、裁判所は競売の準備を進めていますので、任意売却を検討されている方はお早めにご相談ください。

そして競売開始決定通知書が届いた数週間後には「現況調査通知書」が届き、裁判所の執行官が調査のために自宅を訪問します。

競売になる

競売(オークション)は、差し押さえられた財産が裁判所に売却されることです。競売にかけられた不動産は、一般市場よりも低い価格(市場価格×50~70%)で売却されます。

また、競売が開始されたことを知らせる「期間入札決定通知書」が届き、競売当日に落札者(買受人)が決まると、自宅兼店舗を所有されていた方は大切な生活の場所を失ってしまいます。

自宅兼店舗を住宅ローン滞納した場合は任意売却によるリースバック

自宅兼店舗の住宅ローンを滞納してしまった方は、差し押さえ・競売になる前にリースバックを検討されてみてはいかがでしょうか。

リースバックは、不動産の売却と賃貸借契約を同時に行う方法です。このリースバックには、通常のリースバックと、任意売却によるリースバックがあります。

通常のリースバック

通常のリースバックは、不動産を売却して代金を得ると同時に、買主(貸主)と賃貸借契約を結んで借主として住み続ける方法です。オーバーローン(残債>売却代金)だとできません。

売却によって得られた資金の使い道は自由なので、以下のような幅広い用途で使われます。

  • 借金の返済
  • 老後資金の調達
  • 事業資金の調達
  • 住み替え
  • リフォーム代および店舗改装費
  • 子どもの教育費

任意売却によるリースバック

任意売却によるリースバックは、不動産を任意売却して代金を得ると同時に、買主(貸主)と賃貸借契約を結んで借主として住み続ける方法です。

オーバーローン(残債>売却代金)でもでき、任意売却によるリースバックの売却代金(市場価格×70~90%)は、借金の返済に充てられます。

滞納した住宅ローンを返済できるだけでなく、持ち家ではないので固定資産税を支払わずに済みます。競売回避のために任意売却したことは近隣住民に知られません。

【神奈川県横浜市】自宅兼店舗を任意売却後、リースバックして自宅部分に住み続けられた事例

家族4人暮らしのご相談者様は、自宅兼店舗で自営業をしています。しかし、経営不振で住宅ローン滞納。金融機関から一括返済を求められます。

そこで、ご相談者様は、ミライエで任意売却後リースバックを行うことに。「1階の店舗は畳み、2階の自宅には住み続けたい」というご要望でした。

その結果、ご希望通り、1階の店舗の借主と、2階の自宅の買主を見つけることができました。現在、ご相談者様と奥さんは、ご友人の会社で働いています。

まとめ

自宅兼店舗の住宅ローンを滞納してしまうと、差し押さえ・競売になります。自宅部分のみをリースバックして、生活を立て直す方法もおすすめです。

株式会社ミライエは、任意売却を取り扱う不動産業者です(実績3,000件以上)。今回ご紹介した事例のように、自宅兼店舗の住宅ローン滞納にお困りの方の任意売却によるリースバックをサポートしています。

自宅兼店舗の住宅ローン滞納にお困りの方は、お問い合わせください。電話・メール・LINEにてご相談を承っております。

お知らせ

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初期費用や持ち出し費用無し

解決事例

  • コロナでお店が閉店に。リースバックで住み続けることに成功

  • 元請け会社の不渡りで資金難に、リースバックで事業継続

  • 収入減で競売に。雨漏りなど不具合を直してもらいリースバック

  • 調整区域内の物件であきらめていた…買戻しも可能に

  • 離婚調停の中で任意売却に成功

  • 任意売却はできなかった。しかし競売落札でリースバックができた

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